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経営学、HBS、高校生起業:今週きになったもの [ビジネス]

今週は入山章栄さんという方の記事が多かった。面白かったのついついバックナンバーを辿ってしまった。
著書もいずれ読みたい。

■「日本企業に女性はいらない」が、経営学者の総論
ダイバーシティの「中身」を理解することが大事
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20131220/257328/?P=1

面白い記事。勉強になった。
ダイバーシティといっても中途半端に女性、外国人を採用するのではなく、
徹底的に多次元(老若男女)をバランスよく取り入れるべきだと。

同じ性別、国籍、年代のグループができてしまうと、組織の中に壁ができる。
なるほど、そうなるよね。
むしろ、個人という単位で向き合えるようにすべきだと。

そして、この記事の著者は以下の本を書いた人だったか。
「世界の経営学者はいま何を考えているのか」
読みたいと思っていた本だったので、メモ。

■世界で「知の競争」に勝つには、ドラッカーを読んでいるヒマはない
第1回: 世界中で進む「経営学の科学化」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121205/240603/?P=1

いやあ、なかなか面白い。
ドラッカーは経営学の古典だが、非科学的である。というのが米国の学会の認識らしい。
ジム・コリンズも学会でもさほど評価されてないとは驚きだ。
しかし、米国の学会で評価されてないということが、米国のビジネス界で評価されてない
ということとイコールではない。(彼らの著作がいろんな経営者の口から語られている)

それに、学会の成果が本当にビジネスに役に立つのかどうかも、また別。
実践を重んずるビジネスの現場では、何が役に立つかの方が重要だ。逆に言ってしまうと。
そういう意味で、学会が認めないだろうが、ドラッカー、ジム・コリンズの偉大さは変わらない。

けれど、学会の科学的な議論も影響は絶対にあるので、興味津々ではある。

■ハーバードを見て米国のビジネススクールと思うなかれ
なぜポーター教授やクリステンセン教授は影響力があるのか
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121214/240999/?P=1

上と同じ人が書いた記事。面白いな。この人の記事。著書はぜひ読んでみたい。
米国のビジネススクールの姿がよくわかる。
3種類の教授が存在すること。

(1) 論文をたくさん発表する (2)教育中心 (3)影響力の大きい人
まあ、確かに理論と実践、教育のすべての人材をバランスよくそろえられるHBSのような
大学は最強だろうが、たいていの大学はどれかを選択しなきゃいけない。
というより(1)か(2)の選択肢しかないだろう。という話。

■まずアップストアに住めと言っています
村上臣CMOにエンジニアの意識改革を聞く(下)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20131213/257038/?P=1

注目したコメント:
  まずはアプストアに住め。
  絶えず見続けていれば、実際にどんなアプリがランキングの上位に君臨していて、
  なぜ人気があるか見えてくるんですよ

なるほどね。徹底して肌に触れ、感覚を駆使して分析するか。姿勢として勉強になる。

■楽天卒業生と現役高校1年生が起業したワケ
http://toyokeizai.net/articles/-/26400

高校生の起業の部分だけを読んだ。すばらしい。
先週は米国の小学生の起業の記事に驚いたが、日本もなかなか負けていない。

高校生起業をサポートするところもあるのか。
起業というのは意外にそんなに難しくないのかもしれない。
やりたいことを素直にやる。というところは見習いたいところだ。

彼が起こしたサービスは中高生をターゲットにしているが、
中高生の世代での横のつながりによって、色々な化学変化が起きそうで、
日本もなかなか将来が楽しみだ。

将来的には、学校の部外活動として起業しちゃう、
というのは選択肢として定着するかもしれない。と思わせるほど。
(お金を稼ぐという意味もあるし、世の中に貢献するという意味もある)


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以上。
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